先日、公認会計士試験の合格発表がありました。
合格者数1,511人(対前年比530人減)で、合格率6.5%でした。
試験を簡素化した2006年の新試験制度移行後では過去最低の合格率で、私が会計士試験(旧二次試験)に合格した平成10年の合格率6.7%と比べても低い水準となっていますね。
試験に合格しても監査法人等に就職できず、実務経験を積めない「待機合格者」問題の影響で、合格者数を絞り込んだのでは・・・と思わざるを得ません。
さて、
そんな超難関をくぐり抜けた合格者をお祝いする「合格祝賀パーティー」に出席してきました。
私は、資格の学校TACの公認会計士講座で講師をつとめているのですが、毎年、合格者の最高の笑顔を見ることができる祝賀会は講師冥利に尽きます。
さらに今年は、祝辞と乾杯の挨拶をさせていただきました。
お正月もゴールデンウィークも夏休みもクリスマスも返上で受験勉強に専念し、それでも合格できるかどうかわからないという不安な毎日を過ごしてきた経験を私自身もしているだけに合格者の安堵と自信に満ちあふれた顔を見るだけで感極まってしまいます。
合格者からパワーをもらい、会計士を志した時の純真な気持ちを改めて感じさせてくれる祝賀会は私自身の原点を見返すとても良い機会になっております。